メリットだらけな筋膜リリースの方法や効果
「筋膜剥がし」や「筋膜リリース」 をよく耳にしませんか。
例えばリモートワークが増えてきていますが、 座っている時間が多いと筋肉への負荷が集中しコリに繋がります。
しかし、日々筋膜リリースを行う事で、 そのコリは緩和されます。
働き方も変化してきている中で、 筋膜リリースはオススメです。
運動をする方であれば筋肉への負荷がより大きくなるので尚更必要になります。
そこで本記事では筋膜リリースをすべき理由と、 そのメリットをご紹介致します。
筋膜とは
「筋膜」とは筋肉や身体のあらゆる器官を包み込み、 支えている白い繊維質の膜の事を言います。
筋膜は身体全体に張り巡らされ身体の機軸になっています。
また筋肉などを包み込む事で別箇所の筋肉との摩擦から保護する役割があります。
最近の研究では肩こりや腰痛は、 この皮膜にシワが発生する事が原因とも言われており医学的にも筋膜は注目されています。
筋膜リリースって何?
筋膜リリースとは
筋膜リリースとは萎縮·癒着した筋膜を正常な状態に戻してあげる事を言います。
筋肉がスムーズに動くためには筋膜の滑りの良さが必要です。
筋膜に炎症が生じると、 筋膜同士が癒着し滑りが悪くなります。
筋膜リリースのメリット
筋膜リリースにより硬くなった筋膜 筋肉はほぐされ血流も良くなります。
血流が良くなると筋肉の柔軟性が高まり関節の可動域が広がる他、筋肉の回復に必要な栄養素の体内循環を促すなどのメリットがあります。
デスクワークなどで座る事が多い方。
基本的にお尻あたりの部位·筋肉に負荷がかかり続けますよね。
実は筋膜も連動して萎縮·癒着してしまいます。
筋膜リリースは、 その萎縮を解き、癒着を解消する事ができます。
その結果、筋膜が正常な位置に戻り肩こり 腰痛といったような症状の改善に繋がるのです。
- 筋肉の柔軟性が高まり関節可動が広がる(運動前の緊張緩和)
- 炎症や怪我の予防
- 疲労回復の促進
筋膜リリースをしてみよう
ここまでは筋膜についてとリリースのメリットについて記載をしましたが、実際にリリースをしてみましょう。
フォームローラーを使う
使用する機器はAmazonなどで販売しているショートタイプのローラーで結構です。
長いものもありますが、 収納面で場所も取るので短いもので十分かなと言う気はします。
値段は3,000円〜5,000円程度です。
整骨院など行けば1回で5,000円近くかかるので長期的に考えればコスパが良いですね。
オススメはこちらのトリガーポイントのグリッドフォームローラーです。
他商品よりは若千値が貼りますがオススメです。
- 中が空洞で軽量構造、 持ち運びに便利
- 耐久性に優れている素材を使用
- マッサージをする部位別に対応可能な特殊構造
特にオススメしたいポイントが突起形状が場所によって異なる点です。
マッサージセラピストの掌をイメージする平面(Low&Flat)、指をイメージするチューブ形状(Tubular)、指先のような突起形状(High&Firm)を兼ね備えており、 多様な使い方が可能です。
基本動作
基本動作としては気になる箇所にローラーを当てる動きで問題ないですが、目的別に若干動作が変わります。
ローリング
気になる部位をローラーに載せて筋繊維と並行に規則正しく転がす事を言います。
2秒間に5cm転がすぐらいの動作スピードでゆっくり行います。 血流促進が目的です。
スパニング
気になる部位をローラーに載せて筋繊維の円周上に回転させる動作を言います。
筋膜同士の滑りを良くするのが目的です。
フリクション
気になる部位をローラーに載せて筋繊維に対して直角な刺激を行う事を言います。
筋膜の癒着を剥がす事が目的です。
スイープ
気になる部位を圧迫しながら、弧を描くように刺激を与える動作です。
筋膜の癒着を剥がすのが目的です。
痛過ぎない程度にリリースしましょう
圧力のかけ過ぎはかえって筋膜 筋肉を痛める事に繋がります。
適度なほぐしで十分に効果がありますので痛気持ちいい程度に抑えて下さい。
また痛む箇所への圧力は痛みを助長させる可能性があります。
その場合は痛みの原因が何なのか整骨院や病院に先に行かれる事をオススメします。
最後に
最近ではスポーツッ選手の間でも筋膜リリースが採用されるようになりました。
筋膜を正常な状態にする事で最大のパフォーマンス発揮に繋げているのです。
ただ、筋膜リリースはスポーツ選手だけが行う事ではありません。
日常生活を過ごす方にも必要な取り組みです。
その上で 「自宅で簡単に〇〇」 と良く言われますが、実はセルフケアではそれなりにテクニックが必要だったりもします。
PALプライベートジムではトレーナーが筋トレだけではなく、自宅でできる簡単な筋膜リリース方法についてもサポートさせて頂いております。
ご興味のある方は是非下記のリンクよりお気軽にお問い合わせ下さい。