最近では高齢者の健康促進や女性の美容目的にもプロテインが利用されるようになりました。
私は高校野球経験者ですが、当時はプロテインを摂取している人はほとんどおらず、親の料理や弁当・間食に工夫を凝らして下さいと言われるだけの時代でした。
今では合理的に、かつ効率的に筋肉を鍛えることができて、時代の変化を感じています。そんな便利なプロテインも果たしてメリットだけなのでしょうか。
今回は”プロテイン摂取のメリット・デメリットや、摂取のタイミング”について疑問にお答えしたいと思います。
目次
プロテインとは
身体づくりには、日々のトレーニングだけではなく身体組織の成長を助けるための栄養素も必要です。
プロテインはタンパク質を中心としたビタミン、ミネラルなどを含んだ栄養食品になります。
タンパク質の1日に必要な摂取量は意外と多く、実際に必要量を摂取できていない人が多数というデータもあります。
タンパク質不足をプロテインだけの生活に頼る事は健康リスクもあるため避けるべきですが、普段の食事でカバーできない部分の補助として摂取する事をオススメします。
タンパク質についてはこちらの記事で紹介しておりますのでご覧下さい。
プロテイン摂取は太る?

プロテイン適量を摂取する事と、脂肪増加の関係は無いとされています。
しかし、タンパク質の過剰摂取となると太る原因になります。
理由は、タンパク質にも「カロリー」が含まれているからです。
カロリーの過剰摂取は太る事に繋がります。
また過剰に摂取されたタンパク質は脂質として蓄積がされます。
そのような理由から、タンパク質の過剰摂取は太る事に繋がると言えるでしょう。
しかし、何においても過剰摂取は良くない事は当たり前です。
適量の摂取であれば問題ないので、上手に付き合う事が大切です。
プロテインのメリット・デメリット
プロテインのメリットは以下が考えられます。
【メリット】
- 必要な栄養素を簡単に摂る事ができる
- カロリーコントロールが簡単
- タンパク質の他にも必要な栄養素が含まれている事が多い
- 吸収されやすい
- コスパが良い
しかし、同時にデメリットも考えてみました。
【デメリット】
- 栄養素の過剰摂取
- 空腹感に満たされない
過剰摂取について、普段の食事とプロテインを組み合わせると目安の必要量が上回る可能性があります。
そうなると、健康障害へのリスクもあるので、くれぐれも基準値を超えない量を心がけて下さい。
全体の栄養バランスを見て、それぞれ適量を摂取する事が望ましいのです。
上手く付き合いましょう
プロテインの摂取は過剰摂取リスクを上手く避け、適量を効率よく摂取をすれば大きな問題はありません。
タイミングとしては、トレーニング後30分以内、食事と一緒に、就寝前、起床後が良いでしょう。
※全てのタイミングで摂取が必要ではなくあくまでも目安です。無理な過剰摂取は避けましょう。
トレーニング後の30分以内
トレーニングが終わった30分以内は筋肉を構成するタンパク質の合成が、非常に活発になります。
そのタイミングでタンパク質が不足しないように摂取を心がけましょう。
不足してしまうと、トレーニング効果が低くなります。
食事と一緒に
体内の糖質が不足していると、タンパク質がエネルギー源として消化されてしまいます。
トレーニングをして筋肉強化の為のタンパク質が、エネルギー消化の為に使われ筋肉増加の効果に影響が出ます。
食事で糖質を織り交ぜたものも摂取しつつ、プロテインでタンパク質を補うのがオススメです。
就寝前に
就寝中は筋肉量を増やす役割を担う成長ホルモンが多く分泌され、タンパク質も吸収されやすい状態になります。
そのため就寝前に摂取もオススメです。
しかし、就寝直前の摂取は消化器官への負担が大きいため、目安としては就寝の1~2時間前に済ませることをオススメします。
今の時代では食に対する研究も多くされるようになり、合理的な栄養摂取についても分かるようになりました。
簡単に適量を摂取できるプロテインと上手に付き合いながら健康生活を共に手に入れていきましょう。
朝の起床後に
朝の身体の状態はエネルギーが空っぽで水分も枯渇している状態です。
身体をつくる栄養素もまた欠乏しているのです。
そうすると筋肉増加のためにタンパク質が足りないので、筋肉増加のために十分なタンパク質が身体に届かなくなります。
そのために朝のプロテイン摂取が良いのです。
朝食をプロテインだけに頼り、他の食事は無くても良いと言う訳ではありません。
プロテインは栄養素を補完する役割なので、しっかりと朝食は摂りつつプロテインも摂取することが理想的です。
まずは手軽に始める事をオススメします
世に出ているプロテイン商品は多数あります。
どれが良いのかは実際に試して頂き合う合わないで決めて頂ければと思います。
オススメは明治のザバスがメジャーでブランド・実績と共に安心して使えるでしょう。
牛乳由来の「ホエイプロテイン」は運動で筋肉や身体を大きくしたい人にオススメです。
大豆由来の「ソイプロテイン」は運動で身体を引き締めたい人にオススメです。
他にもプロテインには多くの種類がありますので、まずは試してみて各自にあったものを使用してみては如何でしょうか。
最後に
トレーニングをして最大の効果を得るためには、負荷の高いトレーニングだけ行ってもあまり期待できません。
栄養素あってのトレーニング効果と言う事、また摂取タイミングにも気をつけてみては如何でしょうか。
共に健康ライフを満喫しましょう
おわり