ストレッチはいつでもどこでも取り組めますが、トレーニングの前に行うストレッチには明確にやっていいこといけないことがあります。
目次
ストレッチの種類

ストレッチには大きく分けて4種類あります。
スタティックストレッチ
伸ばす部位を動かさずに行うストレッチで、静的ストレッチと呼ばれています。
一般的にストレッチと聞いてイメージするのはこのスタティックストレッチでしょう。
スタティックストレッチは就寝前やトレーニング後に的にしているストレッチです。
バリスティックストレッチ
バリスティックストレッチは反動を使うストレッチです。
反動的ストレッチと呼ばれ、起床後やトレーニング前に向いています。
メジャーリーガーの前田健太選手のマエケン体操などがバリスティックストレッチです。
ダイナミックストレッチ
ダイナミックストレッチも身体を動かしながら行うストレッチです。
スタティックストレッチでは身体が止まった状態での柔軟性を高めることはできますが、動きの中での柔軟性向上には向いていません。
柔軟性はあくまでも動きの中での可動域を広げるためのものですから、動きの名がで柔軟性を高める必要があります。
代表例としては、ラジオ体操がダイナミックストレッチになります。
PNFストレッチ
これまでのストレッチとは違い、ペアで行うストレッチです。
大きな違いは、外部からの力を借りることで身体を伸ばすことができます。
駅前のストレッチ専門店などで行なっているのはPNFストレッチです。
トレーニング前にやって良いストレッチ
トレーニング前には身体を動かしながら行うバリスティックストレッチやダイナミックストレッチを行いましょう。
この時の注意点は、必ず身体を温めてから行うことです。
最初にジョギングなどをして身体を温めてから、バリスティックストレッチを行うことで本来の効果を得られることが可能になります。
トレーニング前にやってはいけないストレッチ
スタティックストレッチは就寝前やトレーニング後に行うことが適しているため、トレーニング前には向いていません。
むしろトレーニングのパフォーマンス低下にもつながるため、避けましょう。
反動をつけずにゆっくり伸ばす一般的なストレッチです。
反動をつけないので筋・腱を断裂するリスクが少ないのが特徴です。
神経のリラックス効果も高いので就寝前や慢性的な障害やコリなどを改善する目的で使用し、疲労回復に向いています。
神経のリラックス・ 筋の伸張効果が高く運動レベルが低下する可能が高いです。
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さいごに
筆者も何も考えずにトレーニング前にスタティックストレッチをやっていた過去があります。
無意味どころか、逆効果になっていたと知ったときには大変驚きました。
正しい知識をつけることがいかに大事か、この記事を見て正しいストレッチを理解いただけた方が一人でも増えれば幸いです。