まずは痩せる仕組みを理解する
痩せる仕組みは非常に単純です。
普段の生活における摂取カロリーが、消費カロリーを上回らないようにすることだけを心がけておけば、痩せていきます。
言葉で言うと簡単に聞こえますが、具体的にどのようにすればいいかご説明します。
カロリーとは?
カロリーとはエネルギーの単位のことを指します。
意外と知らない人も多いのですが、1リットルの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギーが1カロリーです。
そのエネルギー源が食事(摂取カロリー)になります。
食事というエネルギー源がないと体は動けなくなってしまいますが、運動量が少ない(消費カロリーが摂取カロリーを下回る)状態になると、脂肪と言う形で体内に蓄積されていきます。
痩せるためには、蓄積された脂肪をエネルギーとして消費していく必要があるため、摂取カロリーを抑える必要があります。
消費カロリーよりも摂取カロリーの見直し
どれだけカロリーを摂取したとしても、それ以上のカロリーを消費していれば太ることはありません。
しかし、カロリー摂取とカロリー消費の効率を考えたとき、確実に摂取カロリーを抑えることに注力するのが現実的です。
カロリーで比較してみる
消費カロリーが摂取カロリーを上回れば痩せるということは理解できましたが、実際に例を出して比べてみないと想像はしにくいものです。
摂取カロリー:お茶碗一杯のご飯(140g)
消費カロリー:体重60kgの人が早歩きで64分歩く
※早歩き=4.8km/h
ちなみに、早歩き(4.8km/h)で64分歩いた時の距離は5km以上あります。
早歩きで5km歩くか、お茶碗一杯のご飯を控えるかどちらが簡単でしょうか?
たかが235kcalですが、比べてみると一目瞭然です。
見直すのは食事の質
前述の質問の回答は、おそらくご飯を控える方が簡単と思われる方が大多数だと思います。
では単純に食事を我慢すれば良いのか、というとそうではありません。
見直すのは食事は食事でも、食事の質です。
要は同じカロリーでも、脂質や糖質が多い食事とバランスの良い食事とは大きく異なります。
また脂質は同じ質量で比べたときにタンパク質や糖質よりもカロリーが高いため、容易に太りやすいです。
皮むきリンゴ:57kcal
納豆:200kcal
カップラーメン:448kcal
参照:https://fooddb.mext.go.jp/index.pl
さいごに
一気に食事の量を減らすことは容易ではありません。
例えばラーメンを蕎麦に、白米を玄米に、ヨーグルトをギリシャヨーグルトに変えたりするだけでも食事の質は変わってきます。
↓こちらも参考にお読みください。
食生活でストレスを溜めていては本末転倒なので、徐々に食事を変えてみてください。