目次
体幹とは
体幹とは字を見ると、体の幹(みき)と書きます。
幹とは「枝に対するもと」と言う事で身体では「胴体」に当たります。
その他の部位は構成されている要素となります。
体幹の重要性
体幹はなぜ注目されているのでしょうか?
なぜ体幹を鍛える必要があるのでしょうか?
想像して下さい。
安定性が無い場合、加速するバスや電車内で姿勢を保持することが難しく、よろよろと姿勢を崩してしまいます。
しかし体幹を鍛えるとどうなるのか?
不安定な足場などでバランスの良い姿勢を維持することが容易になります。
しかしそれは、不安定な足場だけの話でしょうか?
もちろん違います!
バランスの良い姿勢を維持できると言うことは日常生活においても、理想的な歩行が可能になる事にも繋がります。
その結果、身体のあらゆる部分への負担を減らす事ができます。
体幹の安定とは
体幹の安定とは、主に下記の2点となります。
・周囲環境に応じて、姿勢を安定化させる事
・身体の中の「体軸骨格内」の「脊椎分節(背骨)」を安定化させる事
実はこの体幹部分を鍛える事で、メリットがかなり多くあります。
安定した体幹は椎間板内のストレスを解消し、激痛の原因になる姿勢改善に繋がります。
そして姿勢が良くなる事で、股関節に繋がる筋肉を動かす事が可能になります。
体幹が安定する事で股関節を上手く動かす事が出来ると、日常生活の質向上に繋がります。
体幹の種類
体幹は2つに分類することができます。
1つ目は脊柱に付着する短い筋肉の内在筋
2つ目は頭蓋骨、骨盤、肋骨、下肢など脊柱以外に付着する長い筋肉の外在筋です。
内在筋
内在筋は、脊柱の安定を精密に行う筋肉で、多方向の動きに対応する為に上、下、横方向から刺激しトレーニングする必要があります。
外在筋
外在筋は、腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、脊柱起立筋、腰方形筋、大腰筋、骨盤部分を下肢に連結する股関節筋が主な筋肉です。
トレーニングを行うにあたって
本記事でご提案する内在筋、外在筋を鍛えるつ4の方法をご紹介します。
等尺性筋収縮
四つん這いを保ったまま体幹を固定し体幹を固めて保持します。
固定した骨盤に対する体幹の回転
いわゆる、「クランチ」です。
骨盤の固定をしっかりして頂き、「体幹」を捻ったり、屈曲して頂きます。
固定した下肢に対する、体幹と骨盤の回転
これは、「シットアップ」です。
標準的な起き上がり動作で、皆様が今まで最も実施している事が多い種目です。
固定した体幹に対する、骨盤の回転
これはトレーニングのビック3である「スクワット」です。
これら上記の4つを主に実施して頂くことで体幹の安定性が手に入ります。
そして「体幹」を鍛える事で、姿勢の改善、腰痛予防につながります。
最後に・・・
様々な用語が出てきて、どの部位を、どのように鍛えていけば良いのか分からないと言う方がほとんだと思います。
PALプライベートジムでは幅広い年齢層のお客様がいらっしゃいます。
一人ひとりに合った内容を、その都度分かりやすく、ご納得頂けるまでご説明いたしますのでご安心ください。
一緒に健康な身体づくりをして参りましょう。