血液の流れが悪くなると「血がドロドロになって動脈硬化を引き起こす」なんて話を、耳にしたことはありませんか。

気が付かない間に自分がもし当てはまっていたら、とても恐ろしいですよね。

そこで今回は、血液の流れが悪くなると引き起こしやすい体の不調や、血液の流れを良くする方法について解説します。

健康的な体を作りたい人は必見です!

血液の流れが悪くなる原因とは

血液の流れが悪くなる原因は、主に2つ挙げられます。

まず1つ目は、食生活の乱れです。

血液中の糖分や脂質を増やしてしまう次のような食品を日常的に食べていると、赤血球の表面が硬くなり血液が流れにくい状態となってしまいます。

  • 塩分
  • 糖分
  • 動物性脂肪

つまり、塩辛いものや甘いものを日常的に食べていたり、脂身の多い肉をあえて選んだりする人は、血液がドロドロになりやすいでしょう。

続いて2つ目は、運動不足です。

体を動かす機会が少ない人は、筋肉を動かさなくなることによって、血液の循環が悪くなります。

慢性的な冷え性といった血行不良から始まり、血管を詰まらせる動脈硬化に発展するケースも少なくありません。

そのため、1日中座って仕事をするデスクワークの人は、慢性的な運動不足に陥らないような努力が必要です。

意識的に体を動かすようにしましょう。

なお、自分が血行不良に陥っていないか気になる場合には、舌の裏をチェックしてみてください。

健康な人はピンク色をしていますが、黒ずんでいた場合には、血液の流れが悪くなっている証拠です。

血液の流れが悪くなることで発生する体の不調

ここからは、血液の流れが悪くなることで発生する体の不調についてみていきましょう。

血流の悪い状態が長く続くと、次のような症状を引き起こすケースも少なくありません。

手足の冷え(末端冷え性)

血液の流れが滞っている状態では、心臓から遠い末端まで十分に血液が行き届きません。

気温の変化に関係なく手足が常に冷たい状態となり、真夏でも靴下が手放せなくなってしまいます。

なお、血液の流れが悪くなることで発生している手足の冷えに関しては、ただ温めるだけで改善することはできません。

血行不良という根本的な原因を解決し、末端冷え性の改善を試みましょう。

下半身の浮腫み

下半身の浮腫は、慢性的な血行不良はもちろん、一時的な下半身の血行不良によっても引き起こされます。

長時間立って仕事をする人などに多く見受けられます。

  • 夕方になると靴がきつくなる
  • 夜になるとふくらはぎが太くなる

このような症状が当てはまる人は、まさに下半身が浮腫んでいる証拠です。

一時的な下半身の血行不良の場合は、着圧ソックスなどを活用することで解消できる可能性があります。

しかし、慢性的な血行不良の場合には、やはり根本的な血行不良の改善が必要です。

慢性的な肩こり・腰痛

慢性的な肩こりや腰痛は、僧帽筋や静脈といった弁が少ない箇所の血液の流れが悪くなることで、発生しやすいです。

最近では、コロナの影響で在宅ワークの人も増えているため、慢性的な肩こりや腰痛を訴える人が急増しています。

体を動かす機会が少なくなり、なおかつ長時間同じ姿勢をとり続けることで、このような状態を引き起こすリスクが上がってしまいます。

血液の流れを良くする生活を心がけ、肩こりや腰痛が悪化しないように気をつけましょう。

すぐに始められる!血液の流れを良くする方法3選

血液の流れは、自分の努力によって改善することができます。

今からご紹介する3つの方法を日常生活に取り入れて、血液がドロドロにならないように気をつけましょう。

血液サラサラ作用のある食品を取り入れる

まず1つ目は、血液サラサラ作用のある食品を上手に取り入れることです。

  • 緑黄色野菜
  • 柑橘類
  • 鮮魚全般(アジやサンマなど)
  • ヌメリのある海藻類
  • キノコ類

和食好きの人であれば、食べる機会が多い食品ばかりですね。

健康はもちろん、ダイエットにも効果的なので積極的に取り入れましょう。

さらに他にも、血液サラサラ作用のある食品の代表に「玉ねぎ」「納豆」が挙げられます。

飽きないように調理法を工夫し、できるだけ毎日食べるようにしましょう。

簡単な有酸素運動やストレッチを習慣づける

2つ目は、簡単な有酸素運動やストレッチを習慣づけることです。

脂肪を燃焼するだけでなく、悪玉コレステロールも減少させる有酸素運動は、毎日30分以上取り入れるのが理想的です。

軽いジョギングはもちろん、ウォーキングだけでもしっかりと効果を発揮するので、通勤や通学を徒歩にすることから始めましょう。

なお、ストレッチに関しては以下の2つがおすすめです。

  • つま先立ちストレッチ
  • ふくらはぎストレッチ

つま先立ちストレッチは、手を壁につけた状態でつま先を立てたり戻したりを繰り返します。

これを毎日続けるだけで、ふくらはぎの筋力をアップさせることができます。

末端冷え性でお悩みの人にも、良い変化が期待できますよ。

また、ふくらはぎストレッチに関しては、下半身の血流改善に役立ちます。

左右のふくらはぎを、立った状態のまままっすぐ伸ばすだけなので、運動が苦手な人も積極的に挑戦してみてください。

筋力の低下を防ぐトレーニングを取り入れる

最後3つ目は、筋力の低下を防ぐトレーニングを取り入れることです。

筋力は加齢とともに低下します。

自分でも気がつかないあいだに筋肉が減少することで、長時間出歩くのが辛くなったり、アクティブに体を動かすのが苦痛になったりする人も多いでしょう。

すると下記のような悪循環に陥ってしまいます。

筋力低下 → 運動不足 → 血液の流れが悪くなる

そこで取り入れたいのが、筋力の低下を防ぐ以下のトレーニングです。

  • スクワット
  • レッグレイズ

スクワットは、下半身を中心に鍛えることができます。

第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎにある筋肉を積極的に動かすことで、体全体の血流が良くなります。

正しいフォームがわからない人や、体がきついと感じる人は壁に背中をつけるやり方を実践してみましょう。

「後頭部」「肩」「背中」の3点を壁にぴったりとくっつけてください。

この際に足は壁から少し離し、太ももと床が平行になるように意識しながら、腰をゆっくりと落とします。

この繰り返しを、毎日無理のない範囲で続ければ自然と筋力がアップします。

また、両脚を上げ下げするトレーニング「レッグレイズ」に関しては、腰が痛くなる人もいます。

そのような際には、無理して両脚を高く上げる必要はありません。

仰向けに寝たまま、骨盤が床から離れないように無理のない範囲で両脚を上げましょう。

かかとが床につくスレスレのところで上げ下げを繰り返すと、下腹部にしっかりと力が入ります。

太ももの前面の筋肉も鍛えられるため、筋力の向上に役立ちます。

ぽっこりお腹改善にも効果的です。

まとめ

血液の流れを良くするためには「血液をサラサラにする食品」「有酸素運動・ストレッチ」「筋トレ」の3つを取り入れることが大切です。

意識的に取り組むことで、血行不良による体の不調を未然に防ぐことができます。

1人で取り組むのが難しい人は、パーソナルトレーニングなどを上手に活用して、健康的な体を作りましょう!